
未だに海外に行ったことがない管理人です(;´^_^`)
国内旅行にはよく出掛けますが、海外となると治安が、料理…がと一気に敷居が高くなってしまって、現在に至ります。
こんな人もいるんですよ。
そんなわたしに娘から「どっか海外に一緒に旅行しようよ」と誘われました。
娘と一緒なら、ということでガイドブックやサイトで色々と候補地を探していました。そ
の時に海外のホテルではデポジットが掛かるということを目にしました。
今回はそんなデジポットについてのお話です。
海外旅行に行く予定はなかったとしても、知っていて損はしませんので、よかったら最後まで読んでくださいね^^
デポジットって何?

まず、デポジットというものが何なのかですが、日本語では「保証金」という意味になります。
早い話、主にサービスや容器に対しての預かり金をチェックインの時に先払いすることをデポジットと言います。
たとえば、
- 海外でホテルの鍵を紛失してしまった。
- 海外旅行の際に部屋のポットの蓋を破損してしまった。
ホテルにチェックインする際に、一定の金額をホテルのフロントに預けて、チェックアウト時に問題がない場合は返金してもらえます。
ホテルによっては、クレジットカードを提示するように言われたりもします。クレジットカードはコピーを取ってフロントで保管し、チェックアウトの際に問題がなければ破棄されます。
「プリオーソライゼーション」も登場
デポジットについて調べていると、「プリオーソライゼーション」という言葉も出てきました。
なんだか舌を噛みそうな横文字ですが、これは最近登場したシステムです。

海外のホテルでは、チェックイン時にカードを提出することもあります。その際にそのカードが不正なものではないかを調べるために、仮チャージをすることもあります。
この仮チャージが「プリオーソライゼーション」です。
しかし、この仮チャージが実は厄介だったりします。
だいたいのホテルはカードに不正がないかを調べるために確認のみで終えているのですが、ホテルによっては実際に一定額を本当にチャージしてしまう場合もあります。
できればこれは経験したくないのですがホテルのルールとして変更できないようなので、避けることはできません。
このようなときは、現金払いにするか、プリペイド式クレジットカードなどで対応しましょう。
デポジットが使われるのはこんな時
デポジットの簡単な仕組みが分かったところで、この制度が日常ではどのように使われているのかを調べてみました。
意外にも身近なところに使われていて、「デポジットってこういうことか!」と納得するのではないでしょうか。
その例をいくつかご紹介します。
ICカード
私たちが住む日本でよく使われるデポジット型のカードといえば、suicaなどのICカードですね。
主に地下鉄やJR使用時の運賃などがメインですが、コンビニやショップなどでも使用できるので、とても便利。
最近では海外からの観光客も利用することが多いようで、各地域のICカードを集める人もいるらしいですよ^^
カードは最初に購入する際にお金がかかりますが、返却すると代金が戻ってきます。カード自体にデポジットがかかる、という考えになりますね。
カフェやレストラン
カフェやレストランを貸し切ったり大勢の人数分の料理を予約する際などにデポジット制が適応される場合があります。
なぜかというと、予約を受けても急なキャンセルなどが起きた場合、店舗側には多額の損失が出てしまいます。
それらを防止するためにも、予約時に全体のうちの何パーセントかを支払い、利用後にその分を相殺するというやり方を取ります。
最近では、いたずらや無連絡のキャンセルなどでとても大変な損害を受けた店舗があってテレビでも話題になりましたよね。
また、フェスなどで食事をする際に最初に食器代を支払い、食事の後に返却するとお金も戻ってくるという仕組みを利用していることも多いようです。
一手間かかりますが、デポジットの有効活用例です。
レンタカー
海外を旅行する際のレンタカーは、デポジットを取り入れている場合がとても多いです。事故はもちろん、レンタカーの盗難や破損などがあった場合の保証金としての支払いになります。
ビール瓶
ビールを飲んだ後、ビール瓶を返却すると瓶代を返金してくれます。
販売時にあらかじめ瓶代が上乗せされていて、その分を返してくれると考えてくださいね。しかし、この制度はどこででも行っているわけではありません。
販売店舗や住んでいる地域によって異なりますので、事前に調べておくと良いでしょう。

近所の酒屋さんでは当たり前の光景でしたが最近は、量販店で購入することが多いと思うのでこのシステムを継続しているところは少ないかもしれませんね。
デポジットのメリットやデメリット
デポジットのメリット・デメリットも調べてみました。
デメリットもありますが、デポジットの仕組みを理解していれば問題ないことばかりです。旅行前に頭の片隅に置いておいていただけると良いかもしれません。
環境に優しい
容器を返すことで無駄なごみが減り、リサイクルに役立ちます。
この取り組みが様々なところで行われれば、もっともっと環境問題に関心が出てくる人も増えるのではないでしょうか。
使い捨てをしないことで、自然にも優しくて良いことだと感じます。自分たちの心構えも大きく変わっていきますよね。
色々な手続きがスムーズ
クレジットカードがあれはデポジットの手続きもスムーズ。すべての清算をカード1枚でこなしてしまうので、手間取ることなく対応できます。
何かと慣れないことが多い海外旅行では楽なのが一番です。
カードを利用しない人にはわかりずらいかも
デポジットには、気になるデメリットもあります。

チェックアウト時に返金してくれるとは言え、言葉が通じない場合などは手間取ってしまうし、何の制度なのかいまいちわかりずらいなのが難点です。
デビットカードの場合
サービス利用時にクレジットカードを使用すると、そのカード会社の締め日に合わせて後日引き落としになりますよね。
そんなデビットカードですが、海外でも使えるのでしょうか?
答えは「使える」です。
とはいえ機内や高速道路料金・ガソリンスタンド・そしてギャンブルなどでは使うことができないなど一部規制もあります。
自分が利用するサービスに適用するかどうかを、あらかじめ調べておくと良いでしょう。
デビットカードでのデポジット支払いの場合
また、気になるのが「デビットカードでデポジット支払いができるのか?」ですが、結論から言ってしまうとデビットカードでも、デポジット支払いは可能です。
普通のクレジットと同じく、チェックアウト後に返金される流れになっていますが、しかしここで注意点があります!
使用できる場所などを調べるのは面倒ですが、海外旅行先で慌てないためにも事前のリサーチは必須です。
まとめ
デポジットという言葉を聞いてピンと来なくても、調べてみると日本でも日常的にこの制度を利用したサービスが多いことが分かりました。
海外旅行の際は、普段とは違う言葉や習慣の中で過ごします。サービスや容器の使用時にデポジットを請求されることは多いですが、後から返金になるものも多いので安心してくださいね。
また、このデポジットはさまざまな保証金としてだけではなく、レジの簡素化やリサイクルに関しても貢献しています。
場合によっては一手間かかったり管理が面倒くさくなるケースもありますが、メリットも多いので今後はもっとデポジットを導入するところが増えてくるのではと思います。
以下の記事も参考にしてください。