【金地金の売買手数料(バーチャージ)を徹底比較】インゴット購入先おすすめはここ!

昔話などに「金の延べ棒」などという言葉もありますが、その金の延べ棒は「インゴット」「バー」などと呼ばれています。

 

インゴットを購入した際に関わる言葉が「バーチャージ」。

 

バーチャージという言葉は一体どんな意味があるのでしょうか?また、それはどんな時に発生するものなのでしょうか?

 

前回からの続き記事となりますが、今回はさらに一歩踏み込み各販売店の手数料なども比較し、おすすめの購入先をピックアップしました。また、売買時の税金などについても、合わせて調べてみました。

 

 

金売買手数料(バーチャージ)とは

金地金の売買手数料であるバーチャージを詳しく見ていきましょう。

 

バーチャージとは、500グラム以下の金を購入する際にかかる手数料のことです。

 

「通常の手数料も取っているのに、これも別途必要なの?」と思う人も多くいることでしょう。業者から見ると、500グラム以下の取引というのは、逆に「想定以下」の出来事のようなものです。

 

ナビゲーター「アザくん」
ナビゲーター「アザくん」

通常であれば、インゴット取引は1,000グラム以上の取引だからです。

 

そのため、それよりもグラム数が下回る取引は業者によってもリスクと手間が大きく、通常の手数料のほかに売買手数料が必要になるというわけです。

 

ほとんどの会社がこの手数料を採用していますが、手数料は一定ではありません。稀に○○g以下なら0円という会社もありますから、事前に調べておくと良いかも知れません。

 

金地金の売買手数料を徹底比較

金地金の売買には手数料がかかりますが、特に買取の場合は手数料が多めにかかる場合があります。

 

これは買取した金地金をそのままの状態で再度販売するというわけではなく、検査や溶接をして製品として信頼できる状態にしてから再度お客様へ販売しています。

 

では売買手数料を見ていきましょう。(※2020.8月中旬)

田中貴金属

手数料は「購入」と「買取」で変わってきます。

 

たとえば購入の場合、500~1kgだと別途手数料は不要。それ以下のグラム数だと手数料が発生します。

 

たとえば、100.200.300グラムだと、約17,000円ほどかかります。50グラムだと約9,000円、5.10.20グラムだと約4,500円となっています。

 

  • 買取は500グラム以上だと不要。
  • 100~500グラムだと約17,000円。
  • 50~100グラムだと約9,000円。
  • 20~50グラムだと約4,500円。
  • 20グラムだと約2,000円。

三菱マテリアル

三菱マテリアルも「購入」と「買取」で手数料が変わります。

購入

  • 購入の場合、500~1kgだと別途手数料は不要。
  • 100グラムだと約8,300円。
  • 10~20グラムだと約3,300円。
  • 5グラムだと約4,500円ほどとなっています。

買取

買取は店頭で行なっています。

  • 500グラム以上だと別途手数料は不要。
  • 100~500グラム未満だと約11,000円。
  • 100グラム未満だと約6,600円となっています。

徳力本店

徳力本店の金額を見ていきましょう。

購入

  • 500~1kgだと別途手数料は不要。
  • 100~300グラムだと約5,500円。
  • 50グラムだと約4,400円。
  • 30グラムだと約3,300円。
  • 5~20グラムだと約2,200円。

買取

  • 500グラム以上だと別途手数料は不要。
  • 100~300グラム未満だと約5,500円。
  • 50グラムだと約4,400円となっています。
  • そして10~30グラムが約2,200円。
  • 5グラムが約550円。
  • 1グラムのカードであれば無料です。

日本マテリアル

最後は、日本マテリアルの手数料です。

購入

  • 500~1kgは別途手数料は不要。
  • そして100グラムも手数料不要となりました。
  • 50グラムだと約1,000円。
  • 5~20グラムだと約1,800円となっています。

買取

  • 500グラム以上だと別途手数料は不要。
  • 100~500グラム未満だと約11,000円。
  • 5~100グラム未満だと約6,600円となっています。

 

ナビゲーター「アザくん」
ナビゲーター「アザくん」

販売店ごとに見ていくと、500~1kgは手数料不要の場合が多いですね。そのほかのグラムについては少々の差があり、大きな金額の開きがあります。

 

たとえば5グラムでも、数百円の販売店もありますし、約6,000円の販売も。これは、それぞれにグラム数の区切りが微妙に違うための差異なでしょう。

 

購入・買取の場合は、時価そして各販売店の比較をしっかりとおこなってからにしましょう。

金売買時の税金は?

金地金の手数料について調べてきましたが、「インゴットを売買したときに税金はかかるの?
という疑問も湧いくるのではと思います。

 

まず、貴金属は元々売却時に税金がかかることがあるということが分かりました。インゴットの場合、サラリーマン・年金所得者は売却で利益が出た場合は「譲渡所得」ということで税金がかかります。

 

譲渡所得は、特別控除が年間に50万円あります。当年の売却時の利益とそれ以外の譲渡についての利益を合計して50万円を超えた場合には課税対象となります。

 

そして、購入期間についても関係してきます。購入して5年以内に売却をすれば、以下のような計算式に当てはめていきます。

(インゴットでの売却の利益+それ以外の譲渡についての利益)-50万円

また、5年以上超えている場合は、
(インゴットでの売却の利益+それ以外の譲渡についての利益)-50万円の2分の1

となっています。

 

この数式から出た金額が給与と合算されて課税になります。数字からもわかるように、すぐに手放すよりも長い期間保有しているほうが税金が安くなり、気長に待って売却したほうが、利益が出やすいです。

 

また、営利目的でインゴット売買をしている場合は、譲渡所得ではありません。雑所得や事業所得などになり、総合課税の対象になっています。

 

どの場合も、処理を間違えないよう、注意しなければいけません。

金を贈与した場合の税金は?

インゴットやコインなどはすべて資産となります。ですから、誰かから譲り受けたり、または贈ると、税金の対象となります。

 

譲り受けた場合、元々の所有者が持っていた期間をそのまま引き継ぐことになりますので、注意が必要です。

 

たとえば、自分に対して誰かが金地金を贈与(相続)してくれたとします。その際、自分の課税価格の合計が基礎控除額を超えてしまっていたら、相続税がかかる仕組みです。

しかし、合計額が基礎控除額以下でしたら、相続税としての申告はしなくても大丈夫です。

贈与された場合、贈与が成立した時の時価が評価額として考えられることになります。

 

塊で購入した金を分解して売却するメリットはここにある!

金は塊ではななく分解して売却する方がメリットがある」という話も聞ききますがこの情報は正しいのでしょうか?

 

たとえば1kgのインゴットを持っているとします。それを「売却したい」と思った時、気になるのはどれくらい税金がかかるか、、、ですよね。

 

税金は重量によって変わってきます。ですから、そのインゴットを専門工場で小分けになるように溶かしてもらい、100グラムに作り直してもらうと手元に残す分と売却するものに分けることもできますし、その際、支払う税金も減ります。

 

小分けにする作業は2~3週間後に引き渡しとなるようです。小分けにする作業を「精錬加工」と言いますが、この加工には約20万円ほど料金がかかります。

 

 

ナビゲーター「アザくん」
ナビゲーター「アザくん」

それだけ聞くと高い!と感じてしまいがちですが、実はそうではありません。インゴットを1kgごと売却した場合、金の時価によっては100万円越えの税金がかかることもあります。

 

精錬加工で上手に節税しながら売却することをオススメします。

まとめ

インゴットを投資として利用する場合、バーチャージや税金など、気を付けなければいけないことは多くあります。そして、もし売却するなら、時価や重量もポイントとなりますので、見極めも必要です。

 

インゴットを手にした際は嬉しさが先行してしまいがちですが、メリットだけではなくデメリットもきちんと把握した上で購入・売却・贈与などを行なっていきましょう。