
サイトを訪れていただき、ありがとうございます♪
ありです。
今回は投資の話になります。
投資を手軽に始める人が増え、身近になってきました。
経済的負担を回避するためにも、賢く投資を始めたいところです。
まずは投資する際にとっても大切な言葉である「リスク」と「リターン」の意味を知りましょう。
そして、
- ローリスク・ローリターン
- ミドルリスク・ミドルターン
- ハイリスク・ハイリターン
に分けて、いくつかの投資方法をご紹介します。
投資のリスクとリターンの関係
投資を行う上で、最も重要な言葉が「リスク」と「リターン」。この2つについてはしっかりと覚えておきましょう!
リスクとリターンとは
投資の世界でのリスクとはどのような意味なのでしょう。通常の意味では、危険なことを指しますよね。でも投資の中での意味としては「標準偏差」。
標準偏差と聞いてもピンと来ませんが、これは株価の収益の変動の幅を表しているのです。

実際に株価の金額に照らし合わせて例えてみましょう。
Aという会社の株があるとします。
この会社の株は数日前までは120円でした。
ところが急に300円くらいまで上昇し、今日はまた下がって200。
株価の価格の変動が大きく変化しています。
これを「変動の幅が大きい」と言います。
ただリスクが高いということは、決して悪いことだけではありません。変動の幅が大きい分、利益も大きくなる可能性が高いからです。
そして、リスクという言葉のほかに、リターンといういうものがあります。これも投資の世界では重要な言葉なので覚えましょう。
簡単に言うと、投資をすることで得ることのできる収益のことをリターンと呼びます。
- リスクが高い(大きい)ものはリターンが高い
- リスクが低い(小さい)ものはリターンが低い
という傾向があります。
大きな利益を体と思うと、リスクも大きくなるので、損失が大きくなることも承知しなくてはならない、ということです。この二つの関係をしっかり見極めたうえで投資を行うことが重要になってきます。
ローリスク・ローリターンの投資は?
投資を始めたいと思った時に一番最初に思うことは
- 手間をかけずに運用していきたい
- 仕組みをじっくり理解してから様々な投資をしたい
- 投資って怖いんじゃないの?
などではないでしょうか?
確かに、最初は一体どんな投資が向いているのかは全然検討がつかないですよね。そこで、おすすめしたいのが「ローリスク・ローリターン」で投資を始めるということ。言葉の通り、安全性が高く損失も低いものになります。
どんな種類の投資がそれに当たるのか、さっそく見ていきましょう!
国債
国債は国が発行しているので安全性も高いです。
簡単に言うと「国にお金を貸している」ような状態なのですが、半年に1度金利がつきますし、国が破綻などをしない限り損をすることはありません。金融機関よりも金利が高いのも◎。
外貨預金
外国通貨の方が金利が高めなのをご存知ですか。
外貨にて預金することで日本円よりも高い金利が見込めます。ただ、為替レートの動きによっては損をすることがありますから、世界の情勢は常にチェックをし動きを知ることが大切です。
定期預金
金融機関への定期預金もローリスク・ローリターンです。
急激に金額が増えるわけではありませんが、金利がつくのでコツコツと貯めることができ、リスクはありません。長い目で見ると、利益は少なくとも確実な投資になりますよね。
解約の期日までは引き出しできませんので、知らず知らずのうちに貯まっている、という満足感もあります。
ミドルリスク・ミドルリターンの投資は?
ミドルリスク・ミドルリターンとは、大きな利益はなくとも、確実堅実な利益が見込まれるものになります。
短い時間で倍以上の利益を上げる…というようなことは難しいですが、長期間でコツコツと投資することで利益が期待できます。
以下のような投資方法がそれに当たります。
株式投資
何といっても認知度が高いのが株式投資でしょう。
株を売買して利益を得たり、配当金もつきます。保有している会社の株の価値は、業績が当然影響しますから、毎日変動します。もし倒産でもしてしまったら大損となってしまいます。
その会社の動きをチェックしながら売買の時期を見極めていくことが大切になります。
投資信託
投資信託は10,000円くらいから運用できる手軽さと、運用のプロに任せておけるという安心感が売りの投資方法です。
個人では取引できないような債権や株もチョイスしてくれることもあります。また、ひとつの会社の株を集中して購入するのではなく、分散して投資することも可能です。
この投資の結果については運用者から細かく連絡がありますので、それも安心ですよね。
ただ、やはり管理してもらうということもあり、手数料は結構かかります。そして運用を任せると言っても世界情勢なども価格に大きく影響があることも忘れないでくださいね。
ハイリスク・ハイリターンの投資は?
少々敷居が高いというかちょっとした覚悟が必要かと思われるのが、ハイリスク・ハイリターン。利益は高額だけど、価格の変動が大きいため大損失する可能性も大です。
初心者には少々難しいかもしれませんが、投資を熟知している人ならば上手に運用できるものです。
いずれにせよ、知識を身につけてから開始しましょう。
FX
海外の通貨を売買して利益を得ていく投資方法になります。
日本円でドルを売買したり、日本円でユーロを売買したり、と色々な通貨を選べることも魅力のひとつ。
FXは売りでも買いでも、自分の好きな方を選択して始めることができます。そしてFXには証拠金というものが存在します。これは取引する際の資金の事なのですが、最初からそんなに大金を用意できないですよね。
FXの証拠金は取引総額の4%を持っていれば、取引を開始することができるありがたい方法があるのです。この証拠金のおかげで、うまくいけば自分の資金よりもずっと大きい額の運用をすることが可能になります。
上手に運用することで大きな利益が期待できます。その反対に、判断を見誤ると資金の何倍もの損失を出してしまうことがあります。
不動産投資
自分で不動産を購入し、ほかの人に貸すのが不動産投資。
不動産購入時にお金がかかっても家賃収入が見込めるので、最初にかかった分も元が取れますし、定期的に資産が増えていく投資です。
実際にあるもの(不動産)を通しての投資になるので、大きな安心感があります。ただ、物件の価値が下がったり、入居者がいない、などの場合は損もします。
大きな金額が得られる代わりにそのようなデメリットもありますので、それを見越して投資すること、また、そのようなことを回避するための解決策を練っておくことが必要です。
まとめ
不況と言われるこの時代、それに相反して長生きの時代でもあり、通常の貯金や年金だけでは賄えない部分も出てくることも予想されるだけに、老後の資金に頭を悩ませることでしょう。

コロナの影響を受けて生活様式や、経済が一変しました。従来のやり方が通用しなくなってきていますが、投資方法に変わりはありません。
株やFX、不動産、金…先見性も必要ですが、世界の情勢には常にアンテナを立てておいてください。
より、日々の生活や将来のために資産を増やすことが必要となってきます。格差も、もっと広がります。いづれはベーシックインカムが導入されるかもしれませんが、しかし問題点もたくさんあります。
リスクに備えて自分の身を守るために、今から自分でできることをしておく。投資もそのひとつです。それぞれの投資の特徴などを踏まえ、自分に合った方法を見つけていきましょう。