
生活をしていく上で、毎月かかるのが電気代・ガス代・水道代。これら水道光熱費は、地域や季節によって差があり、年間を通してあたたかい地域と降雪地帯では全然違いますよね。
今回は、光熱費について検証しています。
我が家は降雪地帯住みの3人家族 光熱費を暴露!
住宅形態は一軒家で、毎月の光熱費は約20,000円~50,000円と季節により大きく差があります。冬場は電気代は暖房はフル稼働のため、かさんでしまうんですよね。
少しでも光熱費を抑えるべく、色々と見直しをしていくことにしました。地域別の光熱費や節約方法を見ていきましょう。
居住している地域で光熱費には差がある
住む場所によって、光熱費には差が出てくるのは仕方のないことです。
寒くても、何もつけずに過ごすということは不可能な地域で且つ、暖房などを使用しないと寒さで水道管破裂などを起こしてしま。
ちなみに、エアコンがないため、夏場は扇風機のみでOKです。扇風機は毎日の使用ではありませんが、長時間使用はしないようにしています。
我が家の光熱費の実態
かかっている料金は、
- 電気代(照明、IH、電化製品使用料)
- 灯油代(暖房、お風呂、小型ストーブ)
- 水道代(台所、お風呂など)
- ガス代(なし)
となっています。
光熱費が一番かからない時期は7月で約20,000円。エアコンもないため、電気代も一番かかる時期よりは10,000円少ないのです。
反対に、光熱費が一番かかるのが2月です。電気代・灯油代を合わせて50,000円にもなります。
灯油は、絶対冬には欠かすことのできないもののひとつです。
各家庭に備え付けの灯油タンクがあり、定期的に業者が補充をしてくれる仕組みになっていますが、寒い日が続くと灯油使用量も増えて足りなくなり、自分で購入に行く…なんてこともあります。
地域別の平均光熱費(1か月分・二人以上の世帯)
電気代の平均相場額
・東北・・・・・約13,000円
・関東・・・・・約11,000円
・近畿・・・・・約12,000円
・沖縄・・・・・約10,000円
ガス代の平均相場額
・東北・・・・・約5,000円
・関東・・・・・約6,000円
・近畿・・・・・約6,000円
・沖縄・・・・・約4,000円
水道代の平均相場額
・東北・・・・・約6,000円
・関東・・・・・約5,000円
・近畿・・・・・約5,000円
・沖縄・・・・・約4,000円

その他の光熱費なども合わせて比較すると、東北地方と沖縄では年間数万円近くの差がありそうです。
改めて見ると地域によって全然違うので、驚きました。
電気代節約見直しポイントは
毎日使用する光熱費は、少しずつでも節約をしていきたいものですよね。契約プランの見直しはもちろんですが、各々が使用するたびに気を付けたり、使用しているものを見直していくのも大切でしょう。
我が家は、電気代を節約すべく、LED蛍光灯を使用することにしました。夕食後の時間は皆リビングで過ごすことがとても多いです。
各々の部屋で過ごすより、リビングで一緒に過ごすほうが電気代の節約にもなるし、コミュニケーションをとる時間も大切だと感じ、そうしています。
テレビを見たり、パソコンをしたり、本を読んだりと取り組むことは様々なのですが一つの部屋でのんびりすることが普通となっています。
長時間過ごすからこそ、普通の蛍光灯からLED蛍光灯へと変更したのですが、きっかけは「作業中の手元が暗く感じた」ことと流行大好きな我が家の大黒柱が「LED蛍光灯は明るくて、使用期間が長い」とテレビの特集をみて感化されたからでした。
確かに今までは、普通の蛍光灯を年に何回か取り換えているような感じです。急にチカチカしはじめ、「え?また取り換え時期?」と思っていました。
LED蛍光灯を買う際は普通よりも高く感じてしまったのですが、長い時間使用できることとこの明るさには納得です。
一度使用するとなかなか手放せなくなる快適さで、我が家はこれからもLED蛍光灯を使用するつもりです。購入後、半年以上経過していますが、まだ取り換え時期は来ていません。
商品自体の価格は高く感じても、実際に使用し、長い目で見ると安いくらいです。
LED蛍光灯に変更して電気代は安くなったのか?
さて、肝心の電気代がどうなったかというと、LED蛍光灯に変更してからは少額ですが電気代が減りました。季節によって変動はありますが、お得感はまぁまぁって感じです。
劇的に安くなったわけではありませんが、これも塵も積もれば・・なんとかですので、小さなこととは言え、今後は節約に大きく力を発揮してくれることでしょう。
ガス代の節約方法は
毎日食事を作ったり、女性は台所に多く立ちます。
そんな中で、少しでも節約につなげる方法は、
- 家電の利用方法
- 調理器具の見直し
ではないでしょうか?
電子レンジを積極的に活用する
ガスを使用するよりもレンジを使用したほうが時短料理につながることも多々ありますので新しいレシピを探しがてらチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
また、調理器具も見直しも良いですね。火の通りやすいフライパンや鍋を使用することで、ガスを使用する時間も減ります。
また、寒い地域などは我が家のように暖房のほかにリビングで小型の灯油ストーブを使用する場合があると思います。
灯油ストーブの上には乾燥防止でやかんを置いたりしますが、鍋を置いてコトコトと煮込み料理をすることなどもでき、冬場は重宝しますよ。
水道代の節水ポイントは
水まわりは、知らず知らずのうちにお金がかかってしまうことが多いと思います。日頃気を付けているポイントがいくつかあるのでご紹介します。
家事の際は水を出しっぱなしにしない
茶碗を洗ったり野菜を洗ったりする場合、つい水を出しっぱなしにしてしまうことがあります。気づいたらすぐに止めるようにはしてるのですが、たまにやってしまって反省も^^;
食器を洗う際は専用の桶に水を溜めて着け置きしてから洗います。また、野菜などもボウルに水を溜めてから洗い、水を出したままにしないように気を付けています。
入浴はシャワーよりお風呂を使用する
シャワーだけ浴びるほうがカンタンなのですが、なるべくお風呂に浸かるようにしています。疲れが取れるだけでなく、出しっぱなしのシャワーに比べて節約にもなります。
また、家族が間隔をあけて入浴するのではなく、なるべく近い時間帯にお風呂を利用することでボイラー代の節約になっています。
洗濯は「ついで洗い」を
毎日使用する洗濯機ですが、少しでも水道代を節約したくて入浴時に手洗いすることも多くあります。入浴する際に浴槽のお湯を使用すればOKですし、洗濯機も脱水のみでもOK。
また、震災を経験したときに水を使用できない時間帯があり、とても不便な思いをしました。その際、前日に入れ替えした水が浴槽に入っており、手洗いや洗顔などでとても助かった経験があります。
我が家では、それから常に浴槽に水を張る習慣をつけ、非常時にも使用できるようにしています。
光熱費の中で一番見直しができるのは?
電気代・水道代・ガス代。これら光熱費の中で、節約について見てきました。日々生活していく中で、一番見直しができるのは、やはり電気代なのではないでしょうか。
- 電気をこまめに消す
- 保温にしている電化製品の使用を少なくする
- LED蛍光灯を使用する
- エアコンの掃除をマメにする
- トイレの暖房やウォシュレット温度の見直し
- それぞれの部屋で過ごすより、リビングを活用
- コンセントはつけっぱなしにしない
- ながらテレビをしない
など、小さなことも積み重ねれば大きな節約になります。電気代は一番身近な分、小さな「気づき」も多くあります。無駄なことがたくさんあるはずですので、一番見直ししやすいのではと思います。
現在は、電力自由化が始まっており、自分の好きな電力会社のプランを選ぶことができるようになりました。自分の経済状況やライフスタイルに合わせることができるので、とても便利になりましたよね。
また、ガス代もお得なプランなどがありますので、定期的に見直すことも良いでしょう。水道も、出しっぱなしを防げばかなり節約できます。
光熱費節約していくら削減できたの?平均相場と比較
北海道の平均金額と比較
- 電気代平均・・・約12,000円
- 我が家平均・・・約15,000円
- 水道代平均・・・約5,000円
- 我が家平均・・・約3,600円
電気代も下がったとはいえ、平均に届くまではあともう少しです。ただ、水道代は平均以下となりました。
ですが、年間で灯油代がかかり、光熱費の平均相場よりは高くなってしまいます。ガス代がない分、灯油代は年間で約150,000円ですが、これは仕方のないことと思っています。
いくら寒い地域とは言っても、すぐにストーブを使用するのではなく厚着をしたり対策もした上での料金です。
水道管が凍ったりすることは避けたいため、真夜中も微小で暖房を使用しているのでどうしてもかかってしまいます。
季節ごとの光熱費合計は
地域性や住宅形態などで大きく差が出てしまうかと思いますが、一昨年よりは少しずつ光熱費も下がっていますし、我が家は妥当かなと感じています。
しかし、これからも小さなことから光熱費を見直していきたいと思っています。できること、続けていけることを探しながら光熱費を節約し、その中で快適に生活していきたいですね。
例えば沖縄などの暑い地域であれば、早い時期からエアコンや扇風機が必要でしょう。東日本・西日本なら、夏は冷房・冬は暖房が必要。
北日本であれば、夏も比較的涼しい地域があってエアコンを利用しないとしても、冬は暖房が必須です。