
毎年、億万長者の番付が発表になりますが、皆さんは気にしたことがありますか?
「億万長者なんて関係ない出来事」と思っていたのですが、各国でどんな人が多くの富を手にしているのだろうとふと気になりました。
今年も、世界億万長者が発表となりました。2019年、日本は一体何位だったのでしょうか?また、自分の年収は何位くらいなのかも調べてみることにしました。
世界年収億万長者ランキング
まず、世界年収億万長者ランキングを見ていきましょう。
9位・・・・マイケルブルームバーグ(アメリカ)約555億ドル
8位・・・・マイクザッカーバーグ(アメリカ)約623億ドル
7位・・・・ラリーエリソン(アメリカ)約625憶ドル
6位・・・・アマンシオオルテガ(スペイン)約627億ドル
5位・・・・カルロススリムヘル(メキシコ)約640億ドル
4位・・・・ベルナールアルノー(フランス)約760億ドル
3位・・・・ウォーレンバフェット(アメリカ)約840億ドル
2位・・・・ビルゲイツ(アメリカ)約965億ドル
1位・・・・ジェフベゾス(アメリカ)約1310億ドル
世界的にも有名な人々がランクインしています。一度は聞いたことがあるようなお名前ばかり並んでいますよね。
また、日本のTOP3は?
2位 孫正義・・・・・世界43位 約216億ドル(ソフトバンク社長)
1位 柳井正・・・・・世界41位 約222億ドル(ユニクロ創業者)

私たちが普段利用するユニクロやソフトバンクがランクイン。また、キーエンスは精密機器を扱う企業ですが、「日本で一番年収が高い企業」とも言われています。
スイスは年収が高い!その理由は?
世界各国の年収を見ていくと、スイスが群を抜いてトップです。日本と比べると、2倍から3倍近くの差があると言われています。
でも、なぜスイスはそんなに年収が高いのでしょう?
永世中立国が関係している?
永世中立国という言葉は、誰もが学校で習ったかと思います。どんな意味だったか覚えてらっしいますか?
スイスは、まさにその永世中立国になっています。永世中立国は、自分の国を守るための軍事費などが多くかかるため、物価が高くなるのです。
また、スイスは山に囲まれ、海のない国です。食料の輸入費や生きていくために必要なエネルギー供給のための費用が多くかかります。その分、物価も高くなっていくわけですね。
スイスの最低賃金は?
スイスの平均月収は日本円で約70万円前後になっています。その金額は年齢や性別など関係なくということなので、すごいですよね。
しかし、すべての人が平均年収に届いているわけではありません。国民の約10%が貧困層となっているのが実情です。貧困層の月収は40万円です。
一見、いいじゃん!と思いがちですが、スイスの平均月収が70万円でしたよね。低いのがわかりますね。
スイスでは40万円が最低月収ですが、これだと生活がとてもきついようです。ですから、最低月収を40万円に定めている州もあるようです。
また、職業別でみていくと、銀行員で約94万、公務員だと約120万円ほどになります。ただ、金額が高いからと言って生活が潤うとも限らず、税金もかかりますし、家族構成によっては生活費がかさんだりします。
物価も高い?
年収の高いスイスですが、そこだけを聞くと、「いいなぁ」と思ってしまいます。しかし、実はスイスは物価も結構高いようです。
先ほどお話ししたように、永世中立国であることやスイスの国の位置が影響しています。
物価がどのような感じなのか見ていきましょう。

給料が高い=物価も比例して高いということのようです。
綺麗な景色やショッピングなどを思い切り楽しみたいところですが、金銭的にも余裕を持って
旅行に行かないと、なかなか大変そうですね。
アジアは世界何位?日本は?
2018年のデータですが、給料が高い国ランキングを見ていきましょう。
9位・・・・ノルウェー
8位・・・・日本
7位・・・・イギリス
6位・・・・オーストラリア
5位・・・・オランダ
4位・・・・韓国
3位・・・アイスランド
2位・・・ルクセンブルク
1位・・・スイス
この金額は、税金などを差し引いた純賃金の平均値になります。金額で見ると、10位のアメリカは400万円、1位のスイスは600万円越えです。
ちなみに日本は約420万円程となっています。アジアで一番高い順位は韓国で、約460万円となっています。日本は労働時間がスイスより長いですが、賃金は下回ります。
国によって、大きく差があるお給料ですが、これは国の特性や生活環境も大きく影響しているといえるでしょう。物価や税金で、それぞれの事情が変わってくることがはっきりとわかりました。
まとめ
普段は他国の給料事情など気にすることはあまりないかと思いますが、このように調べることによって、各国の経済事情もわかるのでとても面白いと感じました。
私たちの理想としては、高い賃金でありながらも税金が低いこと。これに尽きますが、ま、そのようなわけにはいかないでしょう。日本もそのようなシステムが確立してくれると嬉しいに越したことはありませんが^^;