スマホ決済のメリットデメリット セブンペイから学ぶ

 

管理人
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今回のテーマは「今話題のスマホ決済」についてスポットを当てていきます。

 

「スマホ決済に手を出したいけれど、何だか恐い気もする」という不安を抱えている人は、ご参考ください。

スマートフォン決済サービスとは

スマートフォン決済サービスとは、その名の通り、「全ての支払いをスマートフォンで済ませる」という決済サービスのことです。全てスマホで決済するので、当然、現金やクレジットカードを使う必要がなく、「最先端のキャッシュレス決済」と言えるでしょう。

スマホ決済は、スマホ本体にスマホ決済専用のアプリをダウンロードして行う形になります。そのため、スマホを持っていても、アプリをダウンロードしなければ、スマホ決済はできません。

ただ、アプリさえダウンロードすれば、Android・iPhone問わずどんな機種でも、スマホ決済をすることができますよ。しかし、最新の決済方法ということもあり、今の段階では、まだ全国の店舗には普及していないのが現状です。

そんな中、セブンイレブンがいち早くスマホ決済を導入し、「セブンペイ」というスマホ決済サービスを開始して、一時期かなり話題になりました。しかし、2019年8月に「セキュリティ面で問題が多い」ということがわかり、セブンペイは休止されることが決まりました。

このように、スマホ決済を全国に定着させるためには、まだまだ課題が山積みで、時間が掛かりそうです。

スマホ決済の種類

スマホ決済には、大きく分けて2種類の決済方法があり、それぞれ決済方法や仕組みが違います。

ここでは、2種類のスマホ決済の特徴や仕組みについて、詳しくお話していきたいと思います。

非接触型決済

非接触型決済は、スマホ本体に専用のアプリをダウンロードし、お店のレジにある店頭端末にスマホをかざして支払いをするタイプです。

非接触型決済専用のアプリには、「おサイフケータイ」「Google Pay」「Apple Pay」などがあり、どれも皆が1度は聞いたことがある名前ですよね。

ナビゲーター「アザくん」
ナビゲーター「アザくん」

手持ちのスマホにあったアプリをダウンロードし、あなたのクレジットカードや電子マネーの情報とタイアップさせます。

 

そして、支払いの時にスマホを専用端末にかざすと、クレジットカードや電子マネーの情報が自動的に読み取られ、自動決済される仕組みになるのです。

非接触型決済をするには、お店側が専用端末を準備しなくてはならないので、初期投資が必要です。このような事情があるため、日本ではまだ専用端末を準備していないお店もかなりたくさんあります。

そのため、スマホの非接触型決済は、まだそれほど広く活用されていないのが現状です。しかし、今後は普及しキャッシュレス化が当たり前の時代になるでしょう。

QRコード決済

QRコード決済は、あなたのスマホのQRコードもしくはバーコードを、お店側の端末で読み取ってもらう形の決済方法です。

もしあなたのスマホのQRコード・バーコードをお店の端末が読み取れない時は、お店のQRコード・バーコードをあなたのスマホで読み取るという形でも決済ができます。

QRコード決済も、専用のアプリをダウンロードする必要があり、「LINE Pay」「楽天Pay」など、数多くのアプリが登場しています。

QRコード決済は、「クレジットカードからの引き落とし」もしくは、「アプリ内に事前にお金をチャージして、その中から支払う形」のどちらかを選べます。

また、QRコード決済は、古い機種のスマホでも利用できるので、非接触型決済よりも、幅広い人たちが利用できるスマホ決済です。

スマホ決済のメリット

スマホ決済は、「スマホだけで手軽に決済ができる」という点が大きな魅力ですが、その他にもメリットがあります。

そこで、ぜひ注目したい、スマホ決済のメリットについてお話していきます。

メリット①還元率

スマホ決済の最大のメリットの1つは、何と言っても、「ポイントの還元率が高い」ということです。

そのため、ポイントを積極的に集めている人は、現金支払いよりも、スマホ決済の方が断然お得です。具体的にどのくらいの還元率なのかは、ダウンロードしているアプリによって少し変わってきます。

最大3.0%くらいのポイント還元になる場合もあるので、やっぱお得ですよね。さらに、キャンペーンが行われたりすると、ポイント還元率がもっと高くなるので、これは見逃せないメリットです。

また、クレジットカードと連携させた形のスマホ決済では、スマホ決済のポイントに加え、クレジットカードのポイントももらえます。

ちなみにクレジットカードが使えないお店でも、スマホ決済のポイントは付きます。さらに、これらのポイントに加え、お店独自のポイントがある場合は、それももらうことができますよ。

メリット②クレジットカードよりも手数料が安い

スマホ決済のもうひとつのメリットは、「クレジットカード決済よりも手数料が安い」ということです。クレジットカード決済の場合は手数料が6%くらいになりますが、スマホ決済だと3%程度で済みます。

さらに、スマホ決済で振り込みを行う場合は、手数料がもっと安くなります。場合によっては、「スマホ決済なら、手数料は無料」というケースも多いですよ。

少し前までは、スマホ決済での手数料も、クレジットカード決済の手数料と大差ありませんでした。しかしスマホ決済のサービス自体が増え、各社で競争になったため、手数料がどんどん下がり、このような状態になったようです。

スマホ決済のデメリット

スマホ決済は手軽で便利な上、魅力的なメリットもたくさんあるので、今かなりの人気が出始めています。しかしその一方で、スマホ決済には、ちょっと危惧されているデメリットがあるのもまた事実です。

ここでは、スマホ決済を導入する前に、前もって知っておきたいデメリットのことについてまとめました。

デメリット①セキュリティ

基本的にスマホ決済は、「セキュリティ面に関してはかなり安全」という情報が出ているので、安心している人も多いと思います。

しかし先ほども少し触れましたがセブンペイの例のように、「セキュリティ面でに問題発覚」という事態を受け、急遽中止が決まったケースもあります。つまり、「万全だと信じられてきたセキュリティ管理が、実は万全ではなかった」ということが露呈してしまったわけです。

そのため、「スマホ決済のセキュリティ管理は、実際のところは完璧ではない」という点が、デメリットの1つと言えるでしょう。

もちろん、スマホ決済サービスを導入している会社は、この問題を受けて、今後はセキュリティ管理をより一層厳しくしていくと思います。

ただ今の時点では、スマホ決済自体がまだ発展途上なので、セキュリティ管理に関しても手探り状態でしょう。

「このような不完全なセキュリティ管理の元で、早まってスマホ決済を導入するのは、正直、二の足を踏む」という人も少なくないようです。

デメリット②スマホの紛失・故障・バッテリー切れに弱い

スマホ決済は「スマホを使った決済」なので、スマホそのものがなくては決済ができませんよね。つまり、スマホを紛失したり、家に忘れてきたりしてしまった場合、支払いができなくなることがあるということです。

この時に現金やクレジットカードを持っていれば大丈夫ですが、持っていなければ、支払いは不可能ですので、「スマホ決済だけに依存していると、支払いの時にトラブルになる」と言えますね。

また、スマホを所持していても、スマホが故障してしまった場合は、スマホもアプリも起動できないので、スマホ決済はできません。さらに、スマホがバッテリー切れになってしまった場合も、電源を入れられないので、スマホ決済は不可能です。

このようにスマホ決済は、「スマホを持っているかどうか」と「スマホの状態」に左右されることがデメリットとなります。

スマホ決済のやり方

スマホ決済は、まず最初にあなたのスマホに、スマホ決済専用のアプリをダウンロードすることからスタートします。

アプリは、非接触型決済専用のアプリ・QRコード決済専用のアプリがあるので、好きな方を選んでくださいね。また、スマホがAndroidかiPhoneかによっても、どのアプリをダウンロードできるかが少し変わってきます。

ダウンロードが完了したら、次はアプリ内のページに、銀行口座やクレジットカードなどの個人情報を入力してください。そしてこの時、「前払い」「後払い」「即時引き落とし」の中から、あなたが希望する支払方法も一緒に選んでください。

ただし「前払い」を選んだ場合、事前にスマホアプリ内に現金をチャージしておかないと、決済ができません。一方、「後払い」は、毎月決まった日に、入力下銀行口座から引き落とされる形になります。

「即時引き落とし」は、買い物をしたその時に、入力した銀行口座からお金が引き落とされます。

これらの初期設定が終わったら、その日のうちに、スマホ決済での買い物を楽しむことができますよ。

スマホ決済の今後はどうなる

今の時点でひとつだけ言えるのは、「今後もスマホ決済自体は、日本に普及し続ける」ということです。

というのも、2020年の東京オリンピックに向けて、外国人観光客のためにも、スマホ決済を普及させなくてはならないからです。これに伴い、日本人の間でも益々キャッシュレス化が進み、スマホ決済も大分一般化されるでしょう。

その一方で、スマホ決済ブームに伴い、サービスが増えすぎているのも現状のようです。これが増え続けると混乱が起きるため、「かえって、消費者がスマホ決済から離れてしまうのでは」という意見もあるようです。

ただ、増えすぎたサービスは、今後、吸収・合併が起きるという予想も出ています。そのため、一時の乱立ブームが過ぎれば、より落ち着いた形でスマホ決済が国内に定着するのではとも言われています。